個性的なサイトはどこへいった? | ススムのレシピ

個性的なサイトはどこへいった?

インターネット関連

こんにちは、ススムです。

最近、Googleでネットサーフィンをしていると、個人のウェブサイトが検索エンジンに表示されにくくなっているなぁと感じます。以前は調べものしていると偶然個性的なサイトと出会ってしまい、時間を忘れてサイト内の記事を読み更けてしまい、最後はブックマークするなんて事もありました。

しかし、最近はどのサイトも似た様なワードプレスのテンプレート(特にコクーンは多い。。。)を使い、記事の中身も目次から始まる文章構成でつらつらと長文が続き、サイトによってはあまりに長すぎて、途中から何が書いてあるのかわからなくなる時もあります。

調べものをする時には詳しく書かれており大変重宝するのですが、いわゆるSEOに最適化されたサイトばかりが表示され、思わずブックマークしたくなるようなサイトにはなかなか出会えなくなりました。

これは、近年Googleの検索エンジンが最適化(SEO)され変化した結果です。かつては、特定のキーワードを大量に使用し、バックリンクの多さが優位性を決定づけていましたが、現在のSEOランキング要因は全く異なります。今回の記事ではGoogleの検索エンジンがどの様な変化したのか、過去と現在で比較しながら見ていきたいと思います。



過去のSEOの条件

過去のSEOでは、キーワードスタッフィング(キーワードの過度な使用)が一般的で、コンテンツの質よりもキーワードの出現頻度が重要視されていました。また、リンクファーミング(低品質なサイトからのリンクの大量生成)が一般的で、サイトの信頼性や専門性よりもリンクの数がランキングに影響を与えました。

しかし、これらの方法はユーザーにとって質の低い情報やページを提供し、ユーザーエクスペリエンスを悪化させる結果となりました。そのため、検索エンジンはアルゴリズムを進化させ、より価値あるコンテンツに焦点を当てるようになりました。

現在のSEOの特徴

現在のSEOのトレンドには以下があります。

1. コンテンツの価値

ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供することが最優先事項です。コンテンツはオリジナルであり、ユーザーのニーズに応える必要があります。また、適切な長さや構成であることや、キーワードを効果的に使用することも重要です。

2. ユーザビリティ

ウェブサイトの使いやすさとページ読み込み速度は、ユーザーエクスペリエンスとランキングに大きな影響を与えます。使いやすいウェブサイトは、ユーザーの離脱率を減少させ、コンバージョン率を向上させることができます。また、検索エンジンもユーザビリティをランキング要因として考慮しています。

3. モバイルフレンドリー

モバイルデバイスでの表示と操作性が優れていることが求められます。現在、検索エンジンはモバイルバージョンを優先的に評価しています。モバイルフレンドリーなウェブサイトは、レスポンシブデザインやAMP(Accelerated Mobile Pages)などの技術を活用して実現できます。

4. E-A-T(専門性、権威性、信頼性)

コンテンツの信頼性や専門性、信頼性を示す指標であり、コンテンツ作成者やウェブサイトの評価基準となります。E-A-Tを向上させるためには、コンテンツ作成者のプロフィールや資格を明示し、外部からの引用や参考文献を示すことが重要です。

5. ユーザビリティ・ページエクスペリエンス

ユーザーがウェブサイト上で快適な体験をすることが重要です。これはCore Web Vitals(コアウェブバイタルズ)と呼ばれ、ページ読み込み速度やインタラクティブ性、視覚的安定性などを測定する指標で、2021年から検索エンジンのランキング要因になりました。

これらの新たな要因を考慮しながら、ウェブサイトを最適化することで、検索エンジンでの上位表示を目指すことが重要です。SEOは常に変化しており、最新のトレンドとアップデートに追従することが必要です。また、SEO対策は専門知識が必要な場合もあります。SEOは内部対策(ウェブページ自体の最適化)と外部対策(外部サイトからのリンク獲得など)の総合的な取り組みが必要です。

個性的なサイトはどこいった?

以上で過去と最近のSEOの変化をざっくりとまとめてみましたが、やはり最近のSEOで厄介なのが4番のE-A-T(専門性・権威性・信頼性)の部分です。この部分が高く評価れるようになりましたので、企業サイトやブランド力のあるサイトや病院などの医療関係のサイトが検索上位を占めるようになりました。これによって個人のサイトはE-A-Tの部分で大きく劣ってしまいますので、検索順位を大きく下落させる要因となってしまいました。

最近ではE-A-Tの部分が劣るため、記事を書いても、インデックス登録はされるが、検索結果には表示されないなどの現象も起きるようになりました。

今でも個性的なサイトは存在しているのでしょうが、広いインターネットの世界で探し出すのが困難になってきました。みなさんも、たまに面白いサイトに出会ったら、2度と出会えなくなるかもしれませんので、必ずブックマークしましょう。



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