モバマガ編集部のススムです。
先日も記事にしましたが、DoCoMo HOME 5Gを契約して3年が経過し、「月々サポート」の1,100円割引が終了するのに伴い、新たな移行先を模索していました。
最終的に選んだのは、基本使用料0円で話題の「povo2.0」。モバイル生活が長い筆者ですが、実はKDDIの通信網でデータ使い放題を試したことがなく、今回は思い切って「povo2.0」を固定回線として利用することに決めました。
もちろん、通信品質が気になったので、事前にpovo2.0の「データ使い放題」を1週間テスト。結果として問題ないと判断したため、今回DoCoMo HOME 5Gを解約することにしました。
日本でトップクラスの通信品質を誇るNTTドコモの「データ繋ぎ放題」を3年間利用してきた筆者ですが、実際の使用感を今回は詳しくレポートしていきます。これからDoCoMo HOME 5Gを検討している方の参考になれば幸いです。
DoCoMo HOME 5Gのメリット
DoCoMo HOME 5Gの最大の強みは、光回線工事なしで自宅にインターネット環境を構築できる点です。契約後すぐにホームルーターの電源を入れれば、データ繋ぎ放題でネットを楽しめます。
また、通信品質はNTTドコモのネットワークを利用しているため、他のキャリアよりも安定感があると感じます。「つながらない」というストレスが比較的少なく、安心感があります。
DoCoMo HOME 5Gのデメリット
最大のデメリットは、契約した住所でしか利用できないこと。WiMAXやスマホのテザリング機能のように外出先で使うことはできません。
せっかく携帯電波を使っているのに、自宅に固定されてしまうのは残念な点。持ち運び可能なWiMAXなどと比べると、この点は大きなマイナス要素です。
また、通信速度に関しては期待していたほど速くないこともあります。特に利用者が多い時間帯には速度が低下することがあり、光回線と比べるとやや不安定な面も。
加えて、データ無制限を謳いながらも、実際には一定量を超えると速度制限がかかるケースがあり、長時間の大容量通信には向かないと感じました。
DoCoMo HOME 5Gの通信速度は?
最も気になる通信速度ですが、筆者の環境ではDoCoMo HOME 5Gを2階の窓際に設置し、基本は4G接続、稀に5Gに接続するといった状況です。
平均的な速度は20Mbps~30Mbpsで、5Gに繋がった際は80Mbps前後。ただし、キャリアが公称する最大速度には遠く及びません。
また、データ無制限を謳ってはいるものの、実際には大量通信を行うと速度制限がかかることがありました。「今日は快適だな」と思っていると、急に10Mbps以下に低下し、最悪の場合3Mbps程度しか出ないことも。
速度制限がかかると、数日間3Mbps~5Mbpsの状態が続くこともあり、快適に利用できない時はスマホのテザリングで凌ぐこともありました。
総括:天下のドコモでも満足できるとは限らない
DoCoMo HOME 5Gを3年間使ってみての結論としては、「天下のドコモだからといって、常に満足できるわけではない」というのが正直な感想です。
大容量通信を行うと速度制限が発生し、使わない期間が続くと速度が戻る…この繰り返しでした。終始満足できる通信品質とは言えません。
とはいえ、全く使えないわけではなく、最低限の通信速度は確保されるため、ネットに繋がらなくて困ることはほとんどありません。ただ、ストレスなく快適に使えるかというと、正直微妙なところ。
電波は公共の資産であり、自分だけが占有できるものではありません。そのため、多くのユーザーが利用する以上、通信速度に制限がかかるのはある程度仕方がない部分もあります。混雑時には他の利用者とのバランスを考慮しなければならず、快適に使いたいならば制限があることを受け入れる必要があります。
総合的な評価としては、5段階評価で☆3つ。3年間解約することなく契約できたのはさすがはドコモ。WiMAXを利用していた時は、通信速度制限の醜さに、利用がままならず解約に至ったことを考えると、何とか3年間利用していけるだけの通信品質を確保できたのはドコモだったからだと思います。これからDoCoMo HOME 5Gを契約しようと考えている方は、こうしたデメリットも考慮した上で判断することをおすすめします。
次回はpovo2.0を固定回線化してみての感想を特集記事として公開予定です。povo2.0はどこまで実用的なのか、実際の使用感を詳しくお届けしますので、お楽しみに!
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