どーも、ススムです。
今年の夏は例年になく暑く、キャンプやツーリングをためらうほどの厳しい日々が続いています。そんな中、我が家にとって少し悲しい出来事がありました。
当ブログでも何度も登場し、長年愛用してきた愛車バモスが、この猛暑の影響もあり、オーバーヒートを繰り返すようになりました。
症状がではじめたのが2024年6月位からで、最初にバモスが止まったときは、何か調子が悪いのかなと軽く考えていました。しかし、その後も何度か止まることが続き、特に暑い日やエアコンを入れたりすると症状が出るようです。エンジンは15分程休めるとまた始動するものの、これはいよいよ本格的にヤバいなと思い、修理に出すべきか、それとも買い換えるべきか悩みました。
まずはバモスの修理を検討。友人に相談。
HONDA「NAVI110」とHONDA「バモス」のHONDAコンビ
バモスへの愛着は深いので当然修理する方向で車の修理業に携わる友人に相談したところ『分解しないとわからないが、ガスケット抜けやサーモスタット、ラジエーター、ウォーターポンプなど、年式的に考えても修理には多額の費用がかかる可能性がある』『最悪はエンジン載せ替え』と言われました。
走行距離は19万キロを超え、あと少しで20万キロ。内装は至るところに傷が入り、エアコンダイヤルやシガーソケットにも損傷があります。外装は塗装が剥げだしている部分もあり、バックドアも凹んでおります。ドアが開かなくなり、何度も何度したりもしました。正直、満身創痍です。
このまま乗り続けるか、それとも別れを選ぶか、悩みに悩んだ末、私は泣く泣くバモスとの別れを決意しました。
走り続け25年!1999年生まれの前期型バモス。
布団を干されるバモス
我が家のバモスは1999年式の25歳の前期型です。後期型は後部座席を床下に収納することで完全フルフラットになりますが、前期型は後部座席を折り畳むだけの仕様となっているため、荷室が後期型と比べ狭いのが大きな特徴(デメリット?)です。バモスの荷室を少しでも広く使おうとフルフラットキットと呼ばれるものが別途販売されていたりしました。
今でこそフルフラットになる後期型が主流となっておりますが、実は前期型も今でも結構大切に乗られている方も多いです。道路を走っていると、たまに前期型バモスとすれ違うと、つい心がほっこりしてしまいます。
歴代の車で一番思い出を作ってくれたバモス
富士山の麓で輝くバモス。
今までいろいろな車を乗ってきましたが、バモスはその中でも一番思い出深い車で、家族を様々な場所に連れて行ってくれました。日々の買い物や近場での行楽から始まり、幼稚園の送り迎え、仕事の通勤、ユニバーサルスタジオジャパン、那須塩原、日光、軽井沢、富士山…などなど遠方にもたくさん連れて行ってくれました。
特にキャンプや車中泊での利用は数え切れないほどあり、キャンプの場合はどんな荷物をどのように積むかを考えたり、車中泊の場合は軽自動車という限られた空間を創意工夫を凝らしてレイアウトを考え、うまく行った時の満足感は格別でした。
ポータブル冷蔵庫と電子レンジ、そしてポータブル電源をバモスに積み込み、家族3人で車中泊を楽しんだのですが、普通は荷室を広く使うため荷物は最小限にするのがコツですが、これだけの荷物を積んで車中泊を楽しんだのは我が家くらいなものではないか?!と少し自負してみます(笑)
ありがとうバモス!また会おう!
富士山をバックに、最高のバモスの写真。
バモスは日常仕様からお出かけ仕様、キャンプ仕様、車中泊仕様と、用途に応じて変身する頼もしい相棒でした。ターボが効いたときのエンジンの振動や、ホンダのエンジンの素晴らしさを感じながら走る楽しさは、他の車にはない魅力でした。
駐車場に余裕があれば、手放さずに残しておきたかったのが本音です。でも、今は中古車屋さんに引き取られていきました。もしかしたら修理されて、次の持ち主と新たな冒険に出るかもしれません。
長い間、我が家を支えてくれたバモス、本当にありがとう。そして、お疲れさまでした。これからは、当ブログにバモスの登場はなくなりますが、彼との思い出はいつまでも心に残り続けることでしょう。
最後にバモス写真集
キャンプにて。
キャンプにて②
天井でソーラーパネルで発電させられるバモス。
車中泊中!ぐっすり休む我が息子。
あるときのキャンプの荷物。ハイランダーのポップアップワンポールテントを積載。
キャリアにルーフバックで積載量大幅アップ。軽自動車には必須アイテムかも。
バモスで日陰を作って、ササっとお茶タイム。
キャンプ&車中泊を始めた頃の初期装備。緑のブルーシートと突っ張り棒でカーサイドタープ。
同じ愛用の緑のブルーシートでカーサイドタープ。突っ張り棒が進化しポールでペグダウン。
タープをたてて、雰囲気よく休憩するバモス。
海とバモス。
那須塩原の山中で休憩中のバモス。
ユニバーサルスタジオジャパンからの帰りのガソリンスタンドで、お腹いっぱいになるバモス。
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