四号家 実食レビュー記事 | ススムのレシピ

四号家 実食レビュー記事

ラーメン訪問記

どーも、ススムです。

今回は、横浜市瀬谷区・環状四号線沿いにある家系ラーメンの老舗「四号家」を、久しぶりに訪れてきました。

少し前に同じ瀬谷エリアでオープンした「玉学家」の記事を書きましたが、今回はその流れを受けて、長年この地で愛されてきた四号家を、あらためて“今の味”としてレビューしていきます。

🏮 四号家とは?|六角家の系譜を受け継ぐ一杯

四号家は、横浜家系ラーメンの名店として知られる「六角家」系譜を汲むラーメン店。

六角家といえば、

  • 豚骨の存在感が強い
  • いわゆる“獣臭さ”も残した
  • クセはあるが記憶に残る家系ラーメン

そんな特徴を持つ一杯で、多くのファンを魅了してきました。

四号家もまた、かつては 「昔ながらの豚骨臭が前に出た、通好みの家系」として知られ、筆者自身も「この味を食べるために足を運んでいた一人」です。

📍 訪問時の状況|日曜18時、静かな店内

訪問したのは日曜日の18時台

環状四号線沿いという、車通りの多い立地にもかかわらず、店内のお客さんは筆者たちだけ。

久しぶりの訪問だったこともあり、
「今日はたまたま空いているのかな?」
と思いつつ着席しましたが、少し気になったのは駐車場事情です。

ホームページ上では「駐車場7台あり」と記載されていますが、実際に現地を確認すると、現在止められるのはお店の裏にある1台分のみという印象でした。

以前は店舗裏手の空き地が駐車場として使われていましたが、現在は住宅が建っており、当時のように複数台を止められるスペースは見当たりません。

後日、ネットを調べてみると徒歩5分ほど離れた「ALSOK介護 グループホームみんなの家」の敷地内に、駐車場があるようです。ただ店舗から少し距離があるため、どうしても店裏の1台分のスペースに停めざるを得ないケースが多くなりそうです。

環状四号線沿いで車利用が前提になりやすい立地だけに、この点はやや厳しく感じるポイントかもしれません。

💴 価格とメニューを見ての率直な印象

券売機を見て、まず目に入ったのが価格。

  • ラーメン並:950円

物価高騰の影響があるとはいえ、
久しぶりの訪問だったこともあり、正直なところ少し驚きました。

この価格帯は、先日訪れた「玉学家」と同じ。
瀬谷という地域性を考えると、なかなか強気な設定です。

一方で、トッピングの種類は相変わらず豊富。

わかめ、バター、のり、味玉、ほうれん草、キャベツ、玉ねぎ、白ネギ、青ネギ、きくらげ、茎わかめ、角煮、チャーシューなど、
“昔ながらの家系らしさ”を感じさせる充実ぶりです。

また、詳細は不明ですが、 日曜日や祝日は中盛無料サービスがあるようで、これは嬉しいポイントです。

🍜 今回の注文内容

しばらく悩んだ末、今回注文したのは、

  • 中ラーメン
  • トッピング:青ネギ

お会計は1,150円

久々の四号家、まずは王道でいくことにしました。

🪑 卓上調味料を眺めながら待つ時間

カウンターに座り、ラーメンを待つ間に卓上をチェック。

  • ニンニク
  • ブラックペッパー
  • 白ごま
  • ニンニク入り豆板醤
  • 辛い唐辛子の練り物
  • ライス用と思われる梅干し

このあたりは昔と変わらず。
「味変しながら食べ進める楽しさ」は健在です。

⏱️ 着丼、そして一口目の違和感

待つこと約10分。
着丼です。

まずはスープを一口。

……あれ?

真っ先に感じたのは、
以前より豚骨臭がかなり抑えられているという点。

かつての四号家は、
六角家譲りの“クセのある豚骨醤油”が前面に出た一杯でしたが、

現在は、
醤油のキレが際立つ、吉村家寄りのバランス型スープへと変化している印象を受けました。

正直に言うと、

あの豚骨臭の強さこそが四号家の魅力だと思って通っていた身としては、少し寂しさを感じた

というのが本音です。

加えて、麺にも変化を感じました。

以前は、家系らしい食べ応えのあるちぢれ麺という印象でしたが、現在は平打ち麺へと変更されているようです。

今回は固め指定をしなかったこともあり、食感としてはやや柔らかめで、少し水分を多く含んだような印象を受けました。このあたりは好みが分かれるところだと思いますが、個人的には、以前のちぢれ麺のほうが“四号家らしさ”を感じられて好きだった、というのが正直な感想です。

👍 それでも、ラーメンとしては素直に美味しい

ただし、ここは強調しておきたい点。

ラーメンとしての完成度は高く、普通に美味しいです。

豚骨臭が抑えられた分、
透明感のある鶏油と豚骨の旨みが醤油ときれいにまとまり、口当たりは非常に良好。

麺は平打ちのモチモチ系で、
箸を進めるたびにスルスルと入っていきます。

六角家系の荒々しさから、
より多くの人に受け入れられる方向へ進化した四号家

これはこれで、一つの完成形だと感じました。

🔄 味変を楽しみながら、気づけば完飲

途中からは、

  • ブラックペッパー
  • 白ごま
  • ニンニク入り豆板醤
  • 辛い唐辛子

を加えつつ味変。

最後はスープまでしっかり完飲。

「なんだかんだ言って、やっぱり美味しい」
そんな気持ちで丼を置きました。

💬 まとめ|変わったからこそ、また来たい

今回の四号家は、

  • 昔ながらの豚骨臭強め家系ではなくなった
  • その代わり、洗練された家系ラーメンへと進化していた

という印象。

個人的には、

  • 以前のちぢれ麺
  • 六角家譲りのクセ強スープ

が恋しく感じる部分もありますが、

レビューを見ていると「作り手によって味が違う」という声もあり、 またタイミングを変えて再訪してみようと思います。

瀬谷エリアで家系ラーメンを語るなら、
やはり外せない存在である四号家。

次に訪れたとき、どんな表情を見せてくれるのか——
それも含めて、楽しみにしたいと思います。

🍜 【横浜家系ラーメン】瀬谷区「四号家」:店舗情報と営業時間

横浜市瀬谷区にある家系ラーメン店「四号家」の店舗情報をご紹介します。

項目詳細
店名横浜家系ラーメン 四号家
住所〒246-0034 神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2丁目16−13
電話045-301-5293
ウェブサイトhttps://www.ramen-yongouya.com/

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